橋の下に寝転がっている2人の周りには、玩具がたくさん散らばっている。 万事屋のとこのチャイナ娘神楽と、新撰組切込み隊長の沖田総悟(サボり中)だ。 「もうやることないアル。全部引き分けとか、ありえないヨ。」 「しょうがないねぇ、じゃぁ俺が勝ったことにしてやらァ」 ガバ!! 「っテメー何気にお前が勝ってんじゃねーかヨ!!」 「チッばれたか。」 「あ」 「なんでィ?」 「いい事思いついたネ!!しりとりで決着つけるアル!」 「・・・・やってやろうじゃねーか。じゃあ勝ったら相手の言うことを何でも聞くっていうのはどうよ?」 「フッ、受けてたつアル!」 こうして神楽の提案した【しりとり】が2人の関係を変えるとは、誰も思ってはいないだろう。 *******しりとり******* 「「じゃ−んけーん、ホイ!!!!」」 「「!」」 「俺の勝ちィ!じゃ、しりとり。」 「りんご!」 「ゴリラ」 「ラムネ!!」 「ネ・・・・。ネズミ。」 「み!?み、み・・・、」 「みずな!!」 「みずなって何?」 神楽はにやりと笑って、 「はぁ、これだから庶民は。みずなって言うのは野菜ですぅ!」 いやみずなしってるほうが庶民だろ、といいたくなるところだが、まぁほおって置く沖田。 「夏祭り。」 「ってきいといて無視かヨ!」 「り。」(←無視) 「また[り]かよ!!ちょっとはかえたほうがいいアル!」 「り。」(←無視) 「り、り、り・・・、リス!」 「するめ。」 「め!?メロ・・じゃなくてめんたいこォ!!」 「氷」 「り、り!??りりりりりりり・・・・りらっくす!!」 「すいとう」 「う!??う・・・海の家!」 「江頭。」 「ラスト一個!!」 「骨董市」 「チャーハン!!・・・・あ、」 「ハイお前の負けー。言うこと聞いてくれるんだったよなぁ?」 「だっ誰もそんなこと言ってないヨ!!」 「いいや言ったね。」 「――っ!・・・、何すればいいアルか!?」 「んじゃあ、いいんだよな?」 「いいヨ!さあさっさと願いを言うアル!」 「―――――・・・キス、させてくだせェ。」 「・・・・・・はぁっ!?///冗談もほどほどにしろョ!」 どくん、どくん・・・ 「かなり真剣なんですけどねィ。」 「っそ、そんなの・・・―――」 どくん、どくん、 「俺は、チャイナ・・・いや、神楽のことが、好きなんでさァ。」 ・・・名前、知ってたのかヨ、 なんだ、・・・・長い間片思いして、損したネ。 チュッ 「!?///」 ギュウ・・・・ 「お前がしたいって言ったアル。何固まってるネ。」 「っ!でも!お前は俺のことなんか嫌いなんじゃっ!?」 「うん。優男なんか嫌いネ。けど、・・・けど、ソーゴはだいすきヨ。」 コイツ、俺の名前しってたのかよ。 「・・・・そーですかィ。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アトガキ なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!ありがちネタでゴメンナサイ。 はずい。めさはずい。ソーゴ君がソーゴ君じゃなくなってます。 誰かわたしの脳みそと取り替えてください。